「薬剤師として働いているけど、このまま漫然と働いていて大丈夫なのだろうか」
「薬剤師が増えすぎているという話を聞くけれども、将来は大丈夫なのだろうか」
そう考える人も多いのではないでしょうか。
薬剤師の数が増えすぎて飽和状態になってきており、将来多くの薬剤師が路頭に迷うのではないかなど、薬剤師の将来性が不安視されています。
この記事では薬剤師がいらなくなるのではという疑問について解説し、これからの薬剤師はどうしていくべきかを検討しています。
薬剤師の将来に不安を感じている皆さんも、これから薬剤師を目指す皆さんも、薬剤師が必要とされていくためにはどうしていくべきかを考えてみませんか。
薬剤師が増えすぎて飽和してる?未来がないって本当?
大学の薬学部での薬剤師養成コースがが6年制になって以降、各地に薬科大学や大学薬学部が新設され、薬剤師を目指す人が増えています。
それに伴い、薬剤師の人数も増加傾向にあります。
現在、薬剤師免許を持つ人は30万人を超えており、求職中の薬剤師が増える一方、求人数は3年間で3000件減り、薬剤師の需要は年々低下しているのです。
それでは、実際に薬剤師は増えすぎて飽和状態にあり、未来がないといわれているのは本当なのでしょうか。
結論!薬剤師が増えすぎて飽和してる現状はまだない!
結論からいえば、薬剤師が増えすぎて飽和しているということはありません。
確かに、薬剤師の有効求人倍率は低下傾向にあり、H28年の6.25倍からH30年の4.59倍に低下しています。
つまり、H28年には薬剤師1人当たり約6件の求人から選べたものが、H30年には約4件へと減ってしまっているのです。
ただし、全職種平均の有効求人倍率はH30年で1.61倍となっています。
他の職種と比べると薬剤師の需要は相変わらず圧倒的に高い状態です。
この現状を考えると、薬剤師はまだまだ売り手市場で飽和状態にはなっていないことがわかります。
また都市部は人口も多く、比較的薬剤師人口も多いですが、地方にいくとまだまだ薬剤師不足に悩む地域もあり、飽和状態とはほど遠いのが現状なのではないでしょうか。
近年ドラッグストア業界は出店数も増え、成長傾向にあります。
そのため、ドラッグストアに勤務する薬剤師の需要も高まっています。
調剤併設のドラッグストアだけでなく、スイッチOTC薬の種類が増え、第一類医薬品の販売など、セルフメディケーションの需要も高まってきているためです。
大手のドラッグストアチェーンは、この追い風を利用し、軒並み店舗数を増やす拡大戦略をとっています。
このため、これからもドラッグストア勤務薬剤師の需要は今後も増加していくことが予想されているのです。
病院で働く薬剤師の将来も比較的明るいといえるでしょう。
最先端の医療に触れることができるということで、意識の高い薬学生や薬剤師にとって病院への就職は人気です。
専門薬剤師の資格取得の条件が整っている環境であることも魅力となっており、感染症専門薬剤師や、がん専門薬剤師などの認定薬剤師も取ることができます。
高齢化社会が進む中で専門的なスキルを持った、病院薬剤師の価値は高くなっています。
2012年に薬剤師の病棟業務が評価され、「病棟薬剤業務実施加算」が新設されました。
また、2016年の診療報酬改定では在宅患者訪問薬剤管理指導料の点数が引き上げられました。
これを受けて、今後は在宅医療分野に参入する病院も増えています。
ただ将来的には「薬剤師が過剰になる」という予想がすでにある
令和3年6月 30 日に発表された「薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 とりまとめ」によれば、「概ね今後10年間は、需要と供給は同程度で推移す るが、将来的には、需要が業務充実により増加すると仮定したとしても、供給が需要を上回り、薬剤師が過剰になる。」という想定がなされています。
もちろん、すぐに薬剤師として働けなくなるということではありませんが、今後の状況も踏まえ、薬剤師として何ができるのかを考えていく必要はあるのではないでしょうか。
薬剤師の仕事はなくなる・将来いらなくなると予想される理由
将来的には買い手市場になってしまうと想定されている薬剤師業界ですが、なぜ薬剤師の仕事が将来的になくなってしまうといわれているのでしょうか。
①AI台頭により人手が不要になる可能性が高いから
まず一つ目に挙げられるのが、AI技術の進歩です。
AIロボットが業務の一部を代行、といったようなニュースを聞くと、薬剤師業務もAIに代替されてしまう日が来るのではないかと不安になるのではないでしょうか。
しかし、現在日本で開発が進んでいる薬学分野のAIは、あくまでも薬剤師の業務を補助するものとして位置づけられています。
例えば、慶応大学などの共同研究で開発されている薬学AIは、服薬指導などの内容を薬剤師に補助的に使えるようになっているものです。
オックスフォード大学の研究によれば、薬剤師の仕事が今後10年~20年の間になくなってしまう確率はわずか1.2%にすぎない、といわれています。
今ある仕事のうち、全体のおよそ半数にあたる47%がAIにより代行されうる、とされていますが、薬剤師の仕事はどうなのでしょうか。
医師の処方の意図を高度な知識と専門性で読み取り、患者とのコミュニケーションを元に的確な指導をするという、薬剤師の仕事はAIには代行しえない仕事です。
こう考えると、薬剤師の将来は、希望を十分持てるといえるのではないでしょうか。
もちろん一部の調剤業務などの単純作業はAIなどで代替されることがあっても、薬剤師の必要性は残り続けます。
AIは、あくまでも薬剤師が十分に力を発揮するためのサポートという位置づけです。
ただし、患者とのコミュニケーションを避け、機械に代替され得るような単純な作業しかできない薬剤師は、淘汰されてしまうということでもありますので、注意が必要なのではないでしょうか。
②薬局業務のデジタル化により業務が減少するから
近年、薬局業務のデジタル化、自動化が進んでいることも考えなければなりません。
薬剤師の主な業務に、調剤業務があります。
散剤の調剤や水剤の調剤、軟膏の混合、錠剤の一包化などは、薬剤師でないと行なえません。
しかしながら散剤や水剤の自動調剤機なども誕生し、従来であれば薬剤師がしなければならなかったことが、機械が代行してくれるようになりました。
このように、薬剤師の業務で機械やコンピューターに任せられることも増えており、薬剤師の業務量は各段に減少したのです。
設備投資に十分な資金を投入できる大手調剤薬局では薬局の機械化、ロボット化がかなり進んでおり、店舗ごとの薬剤師数を減らすことで経営の安定化を図っています。
今後もこの流れは加速していくのではないでしょうか。
こんな薬剤師はすでに飽和してる?企業がいらない薬剤師の特徴
従来ほど薬剤師は売り手市場ではなくなってきています。
いままでは、薬剤師の資格さえもっておけばすぐに働ける時代でしたが、今後は薬剤師だからといって無条件に雇ってもらえる、ということはなくなります。
では、企業が必要でないと考える薬剤師にはどういった特徴があるのでしょうか。
薬剤師の資格があるだけでスキルや実績のない人
薬局の機械化、デジタル化が急速に進んだ昨今、調剤業務全てを薬剤師がやる必要はなくなってきています。
その中で、薬剤師の職能は患者さんとのコミュニケーションなどの対人業務がメインとなっており、なんとなく調剤するだけの薬剤師は必要とされなくなってきているのです。
また、店舗における薬剤師の人数も減少傾向にあるため、ただ資格を持っているだけという薬剤師は必要とされなくなっています。
以前は、どこの薬局も人手不足で、資格さえもってくれていたらとりあえず働いてもらいたい、ということで雇ってもらえていました。
現在では、調剤未経験やブランクがあるという薬剤師さんにとっては働きにくくなっているのです。
コミュニケーション能力が低く患者さんの対応が任せられない人
薬剤師の業務は、対患者さんといった対人業務にシフトしてきています。
調剤業務の自動化が進んできている昨今では、薬剤師の主たる業務は患者さんへの服薬指導です。
服薬指導には、高度な専門知識とコミュニケーション能力が必要です。
知識に自信がなかったり、コミュニケーション能力に欠ける薬剤師は、企業にとっては「使い道がない」ということになってしまいます。
向上心がなく新たな資格取得や薬剤の勉強に興味がない人
薬剤師には医薬品に関する高い専門知識が求められるものです。
薬局に在庫している医薬品や、それに関連する病気・治療法に関する高度な知識はもちろんですが、国内外で日夜アップデートされる医療情報に関する知識もインプットしておかなければなりません。
特に新薬の情報や、副作用に関する情報、他薬との併用可否については、医師から質問される機会も多いため、いつ質問を受けても回答できるようにしておかなければなりません。
知識を身につけるために、ときには業務終了後に研修会に出席することもあるでしょう。
このように、薬剤師は常に向上心をもたなければなりませんし、必要であれば専門薬剤師などの資格取得も目指すべきです。
薬剤師は常に勉強が必要な仕事といえるのではないでしょうか。
向上心もなく、資格取得や勉強を避けるような薬剤師は、企業でも評価されないでしょう。
自分の市場価値を理解せず高収入だけを目指す人
令和3年の賃金構造基本統計調査によれば、日本の平均年収は443万円です。
対して、日本の薬剤師全体の平均年収は580.5万円となっており、日本の平均年収よりもはるかに高いといえます。
しかし、薬剤師の中には自分が資格をもっていることにあぐらをかき、さらなる高年収を要求する人がいます。
もちろん年収が1,000万円を超えるような薬剤師もいますが、そのような高年収の人は普通の薬剤師としての仕事だけをしているわけではありません。
例えば、調剤薬局やドラッグストアでは、管理薬剤師→エリアマネージャーと出世し、さらに上の経営幹部などに抜擢されると、1000万円以上の年収も狙えます。
ただし、このクラスになると、薬剤師としての力量よりもマネージメントや対外交渉力などのビジネススキルが求められます。
現場の薬局で働くよりも、新規出店の交渉や、門前医院のDr誘致、ライバル企業のM&A交渉など、より大きなステージでの仕事が増えることになるでしょう。
この場合は、薬剤師としてよりもビジネスマンとしての仕事が評価されてこその高年収なのです。
高収入を要求する前にまずは自分の市場価値を客観的に判断する必要があります。
薬剤師としての自分の経験やスキルはどうなのかを考えて下さい。
たとえば、即戦力として採用されたのに、携わったことのない診療科の処方ばかりだと、まったく自分の市場価値をアピールできないでしょう。
薬剤師は、世間一般の平均よりも高年収ですが、さらに高収入を目指すのであれば、自分の市場価値を上げる努力をするべきなのです。
飽和やAIに負けず「将来性のある薬剤師」になるためにできること
薬剤師飽和問題や、AI技術の進展で、薬剤師の存在意義は薄まっているのが現状です。
では、それでも必要とされるような、将来性のある薬剤師になるためにはどうしたらよいのでしょうか。
患者様に寄り添うコミュニケーション能力を身につける
AIが調剤業務を行うようになった場合、薬剤師の職能は対人業務に発揮されるようになるでしょう。
患者の不安や悩みに寄り添った服薬指導や健康相談、在宅医療における服薬指導業務は、AIでは対応できるものではありません。
コミュニケーションを軸とした薬剤師の働きは今後も重要視されるはずです。
むしろ、調剤などの業務をAIなどが引き受けてくれることで、薬剤師本来の職能が活かせる、と考えるべきです。
また、患者さんだけでなく、在宅医療や介護の現場では他の医療従事者や介護スタッフとの連携も大切です。
近年では病院薬剤師と調剤薬局の薬剤師が連携する薬薬連携も重要視されてきています。
相手を尊重したコミュニケーションで、信頼される薬剤師になることができれば、密なチーム医療が可能となるのではないでしょうか。
専門薬剤師・認定薬剤師の資格を取得する
薬剤師で年収を上げたいのであれば、認定薬剤師や専門薬剤師などの専門資格を取得する必要があります。
資格を取得すれば、管理業務や人材育成などを任されることも多くなるでしょう。
勤務する会社の規定によっては、資格手当をもらえることもありますし、なにより管理職への昇進の可能性が高くなります。
また、5年以上の薬剤師経験がある人は、薬学生の指導ができる認定実務実習指導薬剤師の取得を目指しましょう。
病院や調剤薬局では薬学実習の受け入れに積極的ですので、認定実務実習指導薬剤師の資格は重宝されることは間違いありません。
若手の育成というやりがいのあるポジションに加え、指導力やコミュニケーションスキルが磨かれるので、社内での昇進や、条件の良い企業への転職に有利になるのではないでしょうか。
その他にも、小児薬物療法認定薬剤師、がん専門薬剤師、漢方認定薬剤師や在宅療養支援認定薬剤師など、薬剤師にはさまざまな専門分野の認定資格があります。
このような専門薬剤師の資格を取得すれば、勤務する企業での出世や、他企業への好条件での転職など、自分の可能性を高めることができるでしょう。
需要が高いかかりつけ薬剤師や在宅医療ができる薬剤師になる
今後も高齢化はさらに進んでいきます。
薬歴の管理がより重要な高齢者が増えており、健康サポート薬局やかかりつけ薬剤師の需要も高まるしょう。
患者さんの健康相談を定期的に行う中で、患者さんのわずかな変化に気づいてアプローチを変えたり、服薬や健康に関する悩みを解決する能力が求められてくるでしょう。
また通院が難しく、在宅医療を希望する患者さんも増加しています。
定期的に薬を処方する薬剤師は、在宅の患者さんに接する機会が多いです。
そのため患者さんに健康に関する悩みを相談されるなど、医師よりも近くで患者さんをサポートできる、薬の専門家としての活躍が見込めるのではないでしょうか。
また、在宅医療の算定点数が上がっていることも、薬局や病院が在宅医療へ参入する後押しとなっている理由の一つです。
在宅医療や緩和ケアのスキルは、薬剤師として働く上で大きなメリットとなることを肝に銘じておく必要があります。
在宅医療にかかわるということは、一般的な薬だけでなく、注射坐位や点滴の無菌調整の技術、緩和ケア、介護に関する知識も必要になるということなのです。
また、かかりつけ薬剤師になることも、選ばれる薬剤師になる方法のひとつです。
かかりつけ薬剤師は、薬剤師の中でも知識と経験を豊富に持つ薬剤師しかなれません。
かかりつけ薬剤師になる条件・要件としては以下をクリアする必要があります。
- 3年以上の薬局勤務経験
- 勤務先の薬局に週32時間以上勤務していること
- 勤務先の薬局に1年以上勤務していること
- 薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定薬剤師を取得していること
- 医療にかかわる地域活動に参加していること
以上のように、かかりつけ薬剤師になるためには、相応の実務経験が必要です。
医療や薬剤に関する知識に精通した薬剤師のみがかかりつけ薬剤師となることができるのです。
管理薬剤師として人を育てる立場になる
管理薬剤師になることも、選ばれる薬剤師となる条件といえるでしょう。
管理薬剤師とは、法律によって設置が義務付けられている薬局各店舗の責任者、または製造業では拠点ごとの責任者のことです。
職場によっては薬局長と呼ばれていることもあります。
管理薬剤師の主たる業務内容は、各店舗または各拠点の管理業務であり、一般的な薬剤師とは異なります。
管理薬剤師は、職場に勤務する薬剤師を束ねるリーダー的な役割が求められます。
薬局長として、各薬剤師に調剤の指示を行ったり、常時監督を行い、適切に指導したりする必要があります。
薬局が適切に運営できるように、薬局経営に関わったり、薬剤師や医療事務のマネジメントをすることもあるでしょう。
また管理薬剤師には、医薬品による副作用に関する苦情や相談を受け、適切に情報提供を行い、対処する義務があります。
自身が管理する薬局の処方や接客に対するクレームが寄せられた場合は、薬局の責任者としてクレーム処理を率先して引き受けることもあります。
管理薬剤師は、医薬品取り扱い業務以外にも、施設の責任者として経営マネジメントや人材の育成に関わる機会も多くなります。
このような経験は、将来転職したいと考えるようになったときに大いに役立ちます。
なぜなら、マネジメントを経験した管理薬剤師は貴重な人材なので、薬局以外の幅広い産業からの需要が見込まれるからです。
このように、管理薬剤師はただ薬局を管理するだけでなく、人材を育てマネージメントする事も必要になってきます。
管理薬剤師をしっかりと経験することで、企業もしっかりと評価してくれるようになるはずです。
研究職として働く
薬剤師の就職先は、病院や調剤薬局、ドラッグストアなど調剤、服薬指導をするところだけとは限りません。
薬剤の知識など、高度な専門性を活かして、製薬企業などで研究職として働くこともできます。
研究職は、製薬会社や食品会社、化学企業などに所属し疾病のメカニズムを解明したり、新薬開発などの研究に携わる職種です。
日々実験と考察を繰り返し、ひとつの研究を完了させるために多大な年数を費やすこともあるでしょう。
各メーカーともに莫大なコストを投入している部署であり、企業の将来を支える「花形」ともいえるでしょう。
事業を支える部署として、総じて年収が高く、福利厚生などの待遇が充実していることも大きな特徴です。
研究職の業務は、一人でできるようなものではありません。
求められるスキルとして欠かせないのが、コミュニケーション能力です。
研究を進めるうえで、多くの人と協力し、プロジェクトを組むことになります。
また、研究結果が現れるまで根気よく取り組む姿勢も大切です。
ただし、会社の都合で急遽研究内容が変更になったり、中止になったりすることもありえます。
研究に没頭できる情熱を持ちつつ、予定の変更に合わせてスパッと気持ちを切り替えられるような、バランス感覚を磨いておきましょう。
まとめ
この記事では、薬剤師が増えすぎて飽和状態になってしまうのではないか、ということについて説明してきました。
薬剤師の有効求人倍率は低下してきていますが、まだまだ売り手市場です。
ドラッグストアや病院薬剤師など、薬剤師の需要が高まっている職種もありますし、地方ではまだまだ薬剤師の数が不足しています。
しかし、近い将来薬剤師の需要と供給が逆転し、薬剤師が飽和状態になることが予想されています。
AI技術の進展や調剤業務のデジタル化、機械化により薬剤師の業務量は減ってきており、患者とのコミュニケーションを避ける薬剤師は不要となってしまうでしょう。
しかし、高度な専門性を活かして患者とのコミュニケーションを元に行う服薬指導はAIには代替できませんし、薬剤師が必要とされなくなるわけではありません。
また、認定薬剤師などの資格を取ることで、薬剤師の職能はより深化していきます。
専門性を高め、日々研鑽し、コミュニケーション能力を高めていきましょう!
在宅医療に携わったり、かかりつけ薬剤師になることで薬剤師としての将来性を高めることはできます。
管理薬剤師としてマネージメント能力を磨くのもよいでしょう。
研究職として働くことで、薬剤師のスキルを活用することもできます。
飽和状態となっても、必要とされる薬剤師になることができるように、日々の業務を頑張ることが大切なのです。