「薬剤師として働いているけど、なぜこんな職業を選んでしまったのだろう・・・頭がおかしかったのかな。」
そんな風に考える人は多いかもしれません。
実際に薬剤師として働いてみると、一般的な社会人とは違い、職場が閉鎖的なことに違和感を覚える人もいるようです。
そこで、今回の記事では薬剤師として働くことは頭がおかしいのかもしれないということについて考察していきます。
薬剤師として働くことに違和感を感じてしまう人や、薬剤師をやめようと考えている人はぜひ参考にしてください!
薬剤師が頭おかしいと感じるのはなぜ?プライドの高さが原因?
では、薬剤師は頭がおかしいと感じてしまうのはなぜでしょうか。
プライドが高いせいかもしれません。
なぜそう感じてしまうのかを深堀りしていきます!
高学歴なのでプライドが高い人が多い
薬剤師になるためには、大学の薬学部で6年制の薬剤師養成コースを卒業し、国家試験に合格する必要があります。
一般的な大学生よりも勉強量は多く、学歴の高さを自負する人も多いのではないでしょうか。
そのためか、プライドが高い人が多いです。
専門知識以外の一般常識に欠けていることがある
薬剤師は、医薬品に関する専門知識は優れていますが、一般常識にかけているところがあるとよく言われます。
薬に関する知識は勉強することで獲得できますが、一般常識は勉強して身に着けるものではありません。
薬剤師は就職しても、薬局や病院薬剤部などの狭い職場で仕事をこなしていくため、社会人としてのマナーをしっかり教わる機会がないことも原因ではないでしょうか。
患者様と接しているうちに「自分が上」という意識になる
薬剤師の重要な業務の一つに、患者さんへの服薬指導があげられます。
患者さんにしっかりと安全にお薬を服用してもらうために、指導することです。
この指導が行き過ぎて、きちんとお薬が飲めなかったり、飲み方を理解してくれない患者さんに高圧的な態度をとってしまう薬剤師がいます。
このような薬剤師は、患者さんに処方箋をもってきてもらうことでが自分の給料につながっているという意識が希薄になってしまっています。
これでは、薬剤師は頭がおかしいと言われても仕方ないのではないでしょうか。
まじめすぎることがある
薬剤師国家試験は出題範囲も大幅に広く、難関です。
合格するためには毎日コツコツと勉強を積み重ねるしかありません。
そのため、真面目に勉強する癖がついています。
この癖が社会人になっても抜けない薬剤師は多く、他業種から見れば、薬剤師はまじめすぎるという印象になってしまうようです。
自己中心的な考えの人が多い
薬剤師は国家資格です。
誰でもなれる職業ではありません。
そのため、職場で意に沿わないことがあるとすぐに不満を述べる傾向にあります。
極端にいえば、気に入らなければ退職して転職すればよいという自己中心的な考えの薬剤師は多いのが実情です。
すこしでも嫌なことがあるとすぐに薬剤師は不満をいうため、薬局を初めて経営する人は、薬剤師は自己中心的で扱いづらいと感じている人が多いといえるでしょう。
保守的で安定を好みすぎる
薬剤師は保守的で安定を好む人が多いです。
薬局や病院薬剤部は狭い職場の為、人間関係がこじれると職場の雰囲気はすぐに悪くなってしまいます。
そのため、転職などで新しい薬剤師が入社してきた際に、あまりに考え方が違ったりする場合に、今までいる人たちは変化を好まないため、軋轢の原因になってしまうことがあります。
薬剤師にならなきゃ良かった!辞めたいと思う直接的な原因は?
頭がおかしいと言われることもある薬剤師ですが、実際にならなければよかったと後悔している薬剤師も多いです。
では、薬剤師を辞めたいと思う直接的な原因はどのようなものがあるでしょうか。
仕事量の割に給料が安い
世間一般では、薬剤師というと、かなり給料をもらっているのではと考える人は多いでしょう。
しかし、実は薬剤師はそれほど高年収とはいえません。
現在、薬剤師になるためには、大学の薬学部で6年制の薬剤師養成コースを卒業し、国家試験に合格する必要があります。
他の6年制の大学卒業が必須となる医療従事者と薬剤師の平均年収を比較してみました。
医療従事者 | 平均年収 |
医師 | 約1428万円 |
歯科医師 | 約810万円 |
獣医 | 約686万円 |
薬剤師 | 約580万円 |
このように、同じ6年制でも、医師や歯科医師とくらべると、かなり年収は低いです。
私立大学の薬学部に通うと、学費も高く6年間通わなければならず、経済状況によっては奨学金を借りている人もいます。
薬剤師として働きつつ、奨学金の返済もしていかなければなりません。
薬剤師は業務量も多く、患者さんの健康や命を預かる仕事だということを考えると、給料が安いと考える薬剤師は多いです。
医師などとくらべ年収が低いことに、こんなはずじゃなかったと思う薬剤師は一定数いるようです。
責任が重い
薬剤師は薬を扱う仕事です。
そのため、患者さんの健康や時には命と向き合う仕事なので、やりがいはありますが、責任の重さを感じることもあるのではないでしょうか。
特に薬局の管理薬剤師になると、患者さんだけでなく、処方元の医師や経営陣とのやり取りも増えるので責任もプレッシャーも増大します。
このような責任の重さがプレッシャーとなり、心身共に疲弊してしまう薬剤師はいるようです。
常に勉強し続ける必要がある
薬剤師には医薬品に関する高い専門知識が求められるものです。
薬局に在庫している医薬品や、それに関連する病気・治療法に関する高度な知識はもちろんですが、国内外で日夜アップデートされる医療情報に関する知識もインプットしておかなければなりません。
特に新薬の情報や、副作用に関する情報、他薬との併用可否については、医師から質問される機会も多いため、いつ質問を受けても回答できるようにしておかなければなりません。
知識を身につけるために、ときには業務終了後に研修会に出席することもあるでしょう。
このように、薬剤師は常に向上心をもたなければなりませんし、必要であれば専門薬剤師などの資格取得も目指すべきです。
薬剤師は常に勉強が必要な仕事といえるのではないでしょうか。
このことも薬剤師になったことを後悔する理由となっているのです。
患者様対応が大変
薬剤師はただ薬を作り、用意するだけではありません。
その処方薬を患者さんに説明し、指導する業務(服薬指導)をこなさなければなりません。
つまり、薬剤師も患者さんという顧客と会話し、サービスを提供するというサービス業の一種ともいえるのです。
さらに、患者さんは薬局だけで薬を待つだけではありません。
多くの患者さんは、すでに診察を受ける病院で長時間待たされていることがほとんどです。
検査や病院での治療なども含めると、一日仕事というような患者さんなどもいるでしょう。
そのような患者さんは、薬局でも待たされるのかと思いが強くなってしまい、大きなクレームにつながることもあります。
事実、多くの患者さんが薬局に求めることの第1位は、待ち時間ができうる限り短くなつこと、というものです。
しかし、処方の内容によってはどうしてもお待たせすることもあるでしょう。
この時に、怒りの矛先が薬剤師に向いてしまうのです。
こちらは一生懸命薬を準備しているのに、早く出せ、といわれてしまうと悲しい気持ちになってしまいます。
こうした患者さんからのクレームが辛いと感じてしまう薬剤師は多いです。
職場の人間関係が悪い
調剤薬局や病院薬剤部、ドラッグストアの調剤部門は狭い職場なので、人間関係が問題になりやすいです。
一緒に働いて楽しい人ばかりであればよいのですが、性格的に合わないとか、重たい仕事をやろうとしないなどでストレスがかかってしまうと、狭い職場なのでとても辛くなってしまいます。
薬剤師を辞めたいと思ったら?まずするべきことを解説
ここまでは、薬剤師にならなければよかったと思う理由について紹介してきました。
では、実際に後悔している時に、まず何をすべきなのでしょうか。
ここからは、薬剤師を続けていくことに疑問を感じ、辞めてしまいたいと思ったときに取るべき行動について解説します!
職業が嫌なのか職場が嫌なのか考える
薬剤師として働くことに疲れてしまった時は、まず薬剤師の仕事そのものが嫌になってしまっているのか、人間関係の悪さや残業だらけといった職場環境が悪いのかを考えるべきです。
薬剤師の仕事に魅力を感じなくなってしまっているのであれば、薬剤師を続ける必要はないでしょう。
職場環境が悪いことが原因と思えるのであれば、職場を変えると解決するのではないでしょうか。
信頼できる同僚や上司に話を聞いてもらう
薬剤師の仕事や職場の状況に悩みがあるのであれば、信頼できる同僚や上司に相談してみるのも一つの方法です。
同僚と話すことで心のモヤモヤが晴れるかもしれませんし、上司に打ち明けることで異動させてもらえたりするかもしれません。
いずれにせよ、信頼できる人に打ち明けてみることが大切なのではないでしょうか。
職場が嫌なだけなら薬剤師として転職する
薬剤師の仕事そのものが嫌になっているのでなければ、職場を変えれば悩みも消える場合があるはずです。
薬剤師の仕事自体は、一般的な仕事と比べてもメリットが多いです。
薬剤師は国家資格です。
誰でもなれるわけではありませんし、調剤薬局はコンビニより多く、ドラッグストアは増加傾向です。
薬剤師はまだまだ売り手市場なので、薬剤師を続けていれば職に困ることはないでしょう。
薬剤師そのものが嫌なわけではないのであれば、薬剤師の仕事そのものを辞めてしまうのはもったいないのではないでしょうか。
まずは、職場環境を変えて再スタートをきることを考えるようにしてはいかがでしょうか。
薬剤師が理想の職場に転職するために大切なことは?
「薬剤師は続けたいけど、今の職場は辞めたい。」
そう思ったら、すぐに転職を検討しましょう!
では、どうやって転職活動を進めていけばよいのでしょうか。
1人で就職活動するのは危険!
一人で転職活動をすることは非常に大変です。
応募書類(つまり自己PRや職務経歴書、志望動機など)を作り始めると、自分と向き合わなくてはなりません。
しかし、日頃行ったことの無い作業ですから、どうしてよいのか分からないのです。
その結果、書籍やサイトの参考例を少し直して自分に合わせたものに形をはめていく作業をしてしまい、採用担当者や面接官の興味を引けない内容の応募書類が出来上がってしまうでしょう。
この「自分と向き合う作業」こそ、転職を成功させるためには、やらなくてはいけない大事なものなのです。
しかし、自分自身を客観視することは非常に難しいのです。
では、どのように転職活動を進めていくべきでしょうか。
必ず薬剤師専門の転職エージェントを活用する
薬剤師が転職する際、自分で薬局や企業を探すのは難しいのが実情です。
一般企業の転職でも、転職エージェントを使うのは当然となっていますが、薬剤師の転職でも、薬剤師専門の転職エージェントを使うことをお勧めします。
なぜなら、薬剤師専門の転職エージェントは、豊富な薬剤師転職案件と正確な企業情報を持っているからです。
転職エージェントは転職活動にあたって、こちらの希望に沿って的確なアドバイスをしてくれます。
また、転職エージェントは転職先との面談、交渉なども行ってくれるので、安心して転職活動を進めることができることも利点の一つといえるのではないでしょうか。
転職エージェントを効果的に活用する方法
では、 転職エージェントはどのように活用すればよいのでしょうか。
ここからは、転職エージェントを効果的に利用する方法を紹介します。
複数の求人サイトを利用して質の良さや相性を比較する
転職サイトは一つだけではありません。
上でも述べてきたように、サイトごとに強みや弱みがあります。
そのため、3つ程度のサイトを併用することで、自分の希望の転職先を見つけることが大切なのです。
求人を見る前に自分の譲れないポイントや条件を決めておく
転職エージェントに転職活動を支援してもらう際に、自分の希望を伝えることは非常に重要です。
例えば、高年収を優先する場合とワークライフバランスを優先する場合では、転職エージェントが推薦する企業も変わってきます。
また、小さいお子さんがいる場合などは、全国転勤や地方への転勤は難しい場合もあるでしょう。
このように、転職先を決める場合は、自分の希望をしっかりと転職エージェントに伝え、その上で自分の優先順位をそうするかを事前に決めておく必要があります。
エージェントに急かされても自分のペースで転職活動をする
転職エージェントは、当然のことですが転職を成立させると実績となり自身の評価アップにつながります。
そのため、迷っているところを見せると、転職を急かしてくるかもしれません。
その場合でも、エージェントは仕事なので急かしてくると割り切ることが大切です。
不安な点や疑問点があるのであれば、しっかりとエージェントに伝えましょう。
いずれにしても、転職は人生の大事な局面です。
焦って転職して失敗してしまっても、取り返しがつきません。
自分のペースで落ち着いて転職活動をすすめていくことで、納得のいく転職先が見つかるのではないでしょうか。
職務経歴書等は必ず応募前にエージェントに添削してもらう
エージェントはあなたの転職活動を応援してくれます。
そのため、恥ずかしいと思っても履歴書や職務経歴書は必ずエージェントに添削してもらってください。
書き方ひとつで転職希望先へのあなたの印象は変わります。
より良い条件で採用してもらうためにも、エージェントへの添削依頼は必ず行いましょう。
手間が省けることに関してはうまくエージェントを利用する
転職活動を独力で全て行うのは大変です。
日程の調整や条件面の交渉はエージェントに任せて、自身は転職活動に専念しましょう。
そうすることで面接にも集中できるのではないでしょうか。
エージェントによっては面接に同行してくれたりするところもあるので、不安な方はお願いするとよいでしょう。
自分自身をきっちりと評価してもらうためにも、準備してもらえることはエージェントに任せてしまいましょう。
おすすめの転職エージェント一覧
ここからはおすすめの薬剤師専門転職エージェントを紹介します。
ここからは、実際の薬剤師特化型の転職サイトを5個紹介します。
それぞれのサイトの特徴や口コミ、評価も説明していますので、自分にあった転職サイトを見つけたい方は参考にしてください。
マイナビ薬剤師
マイナビ薬剤師は大手人材紹介会社のマイナビが運営する薬剤師特化型転職サイトです。
全国に拠点があるので、しっかりとエージェントと相談でき、利用者満足度No.1の転職サイトとなっています。
マイナビ薬剤師は、転職希望者との信頼関係を重視しています。
可能な限り面談は対面かオンラインで行うため、転職希望者はエージェントにしっかりと自らの希望を伝えたうえで転職活動を進めることができます。
自社アプリがあるので、スマホで簡単に転職先を検索できるのが好評です。
公開求人数が5.8万件と業界トップクラスで、調剤薬局・病院などだけでなく一般企業での薬剤師募集なども多いのが特徴といえるのではないでしょうか。
雇用形態やこだわり条件別の求人も豊富で、希望条件を問わずどのような職種、勤務条件でもおすすめできるサイトです。
ただし、派遣の求人は取り扱っていないので注意してください。
検索条件もきめ細かく、土日休みのような働き方や、車通勤可能などの福利厚生からも求人を検索することができます。
また、入職時期で検索できるのは「マイナビ薬剤師」だけです。
エージェントから転職先を紹介されるのを待つだけでなく、自分で検索して気になる企業に応募することもできます。
大手企業マイナビ傘下のサイトということで、 東京以外にも、北海道・横浜・大阪・福岡など全国14か所に拠点を置いているので、地域を問わず利用できることも魅力のひとつです。
マイナビ薬剤師の特徴を表にしたものが以下になります。
サイト名 | マイナビ薬剤師 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 約58,000件 |
求人の質 | ☆☆☆☆(派遣は取り扱いなし) |
サポート | ☆☆☆☆☆ |
総合評価 | ☆☆☆☆☆ |
対応エリア | 日本全国47都道府県 |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
マイナビ薬剤師は、公開求人数が多いのが特徴です。
派遣薬剤師の取り扱いがないのが残念ですが、正社員でもパートでも薬剤師の幅広いニーズに対応してくれます。
アプリがあり、スマホからでも気軽に検索できるのも魅力です。
マイナビ薬剤師は、エージェントと対話を重ねることで納得感のある転職へと導くのが強みです。
口コミにあるように、他業種への挑戦を提案してくれたり、配偶者の転勤でも全国に拠点があるため相談しやすかったりと、転職希望者へ寄り添う姿勢が好評のようです。
ただし、エージェントとの面談に時間がかかってしまったり、求人票だけ見てもイメージできなかったりと、対面ありきのシステムに戸惑う利用者もいることがわかります。
薬キャリ
薬キャリは、薬剤師の登録数No.1の転職エージェントです。
圧倒的な公開求人数で、あなたにあった転職先を見つけることができるでしょう。
薬キャリは、簡単な条件を選択していくだけで自分に適した転職先を紹介してくれるのが魅力です。
病院・薬局・ドラッグストアなどの希望や、正社員・パートなど働き方を選ぶだけで、気軽に転職活動を始めることができます。
専任のキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を徹底的にサポートし、早ければ即日中に最大10件の勤務先を紹介してくれるのです。
家事や子育てが忙しいママさん薬剤師でも、効率よくスピーディーに転職活動を進めることができます。
転職希望薬剤師のおよそ半数が登録しているサイトといえば、いかに多くの転職希望者に支持されているかがわかるのではないでしょうか。
薬キャリの特徴を表にしたものが以下になります。
サイト名 | 薬キャリAGENT |
求人数 | 約53,000件 |
求人の質 | ☆☆☆☆☆ |
サポート | ☆☆☆☆ |
総合評価 | ☆☆☆☆☆ |
対応エリア | 日本全国 |
公式サイト | https://pcareer.m3.com/ |
日本全国すべての都道府県を網羅していますし、公開求人数も多いです。
直感的な操作でスキマ時間にも転職活動をすることができるのも良いのではないでしょうか。
薬キャリで特筆すべきなのは、やはりそのレスポンスの速さではないでしょうか。
多くの求人情報の中から、エージェントが最適だと思う職場を素早く抽出してくれることが、薬キャリの強みです。
ただし、レスポンスが早すぎてうっとうしく感じてしまう人や、プレッシャーに感じてしまう人は注意が必要です。
また、薬キャリはエージェントとの連絡は電話かメールのみのやり取りがほとんどなので、もう少ししっかりと面談して自分の進路を決めたいという人にはやや不向きなのではないでしょうか。
ファーマキャリア
ファーマキャリアは薬剤師のキャリアアドバイザーが複数人集まって立ち上げた転職サイトです。
そのため、きめ細やかなサービスが特徴といえる転職サイトです。
ファーマキャリアは、経験・実績が豊富なアドバイザーが立ち上げたサービスなので、エージェントの質に定評があります。
公開求人の総数がおよそ4.7万件でその多くが調剤薬局の求人となっており、他の業種はやや少ない印象でした。
また、派遣の求人は取り扱っていません。
しかし、まだ求人を掲載していない事業者でも、希望条件に合うところがあれば営業をかけて応募できないか確認してくれるというメリットがあります。
求職者一人一人に合わせたオーダーメイド型の求人が特徴なのです。
また、求職者に向けた履歴書・職務経歴書添削サービスや面接対策も充実しています。
ほかの転職サイトで紹介を受けた求人にピンとこない場合や、キャリアアドバイザーと相性が悪かった場合には利用すべき転職サイトといえるでしょう。
ファーマキャリアの特徴を表にしたものが以下になります。
サイト名 | ファーマキャリア |
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
求人数 | 約46,900件 |
求人の質 | ☆☆☆☆(調剤薬局の求人は質が高い) |
サポート | ☆☆☆☆☆ |
総合評価 | ☆☆☆☆ |
対応エリア | 日本全国47都道府県 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp/ |
ファーマキャリアはエージェントのきめ細やかな対応が魅力です。
自分の転職活動を全面的にサポートしてほしい方にはおすすめの転職サイトです。
ファーマキャリアのウリはなんといっても、オーダーメイド求人です。
コンサルタントの提案の質が高く、転職希望者の満足度が高いことが特徴といえるでしょう。
ファーマキャリアの評判・口コミにはコンサルタントの提案や対応に高い満足度を示しているものが多く見られました。
しかし、オーダーメイド転職の弊害なのか、希望条件が細かくなりすぎて求人数が少なく感じてしまう人もいるようです。
リクナビ薬剤師
リクナビ薬剤師は人材業界でも最大手のリクルートが運営する薬剤師専門の転職サイトです。
スピード重視で転職を支援することに絶対的な自信を持っており、「最短翌日に5件の求人紹介」「最短3日で転職」が特徴となっています。
求人数は3.5万件と多いですが、全体の75%が非公開求人となっています。
そのため、大手一般企業の求人や企業の幹部ポジションの求人などが多数存在しますので、自分のキャリアに自信がある人は登録してみてもよいのではないでしょうか。
スピード重視のサポートが特徴となっており、面談は基本的に電話で実施します。
対面面談もできますが、東京の拠点のみの対応なので、地方で転職活動をしている人は注意してください。
一般企業への転職を検討している人や、すぐに求人を紹介してほしい人は候補になる転職サイトではないでしょうか。
リクナビ薬剤師の特徴を表にしたものが以下になります。
サイト名 | リクナビ薬剤師 |
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
求人数 | 約35,000件 |
求人の質 | ☆☆☆☆(一般企業の求人も一部あり) |
サポート | ☆☆☆☆(基本電話面談) |
総合評価 | ☆☆☆☆ |
対応エリア | 日本全国47都道府県 |
公式サイト | https://rikunabi-yakuzaishi.jp/ |
リクナビ薬剤師は大手人材会社のグループ企業である強みを活かして、好条件を引き出しやすく、求人の質は高いといえます。
基本は電話対応ですが、そこが気にならない人はおすすめです。
リクナビ薬剤師はスピードを重視しているということもあり、スムーズに面接へと繋げられることが、評価されているようです。
また、しっかりと職場の雰囲気なども調査して調べて、転職希望者の理想を汲み取った提案をしてくれることも魅力なようです。
一方で、東京でしか面談してくれなかったり、電話だけだと希望がつたわりにくいなどの不満を抱く方もいる様子です。
ファルマスタッフ
ファルマスタッフは、日本調剤グループのメディカルリソースが運営しています。
大手調剤薬局グループの日本調剤が運営しているサイトですので、調剤薬局への転職に強いことが特徴といえるでしょう。
ファルマスタッフは、薬剤師の転職支援で20年以上の歴史があり、信頼感の高い転職サイトです。
大手薬局を運営したノウハウを活かして、転職後も研修体制などが充実しているのも魅力といえるのではないでしょうか。
公開求人数は、公開求人数が約4.6万件とかなり充実しています。
中でも、調剤薬局の求人数が約3.9万件と業界トップとなっており、調剤薬局業界からの信頼も厚い転職サイトです。
正社員だけでなく、派遣やパートの求人も豊富に取り扱っていますので、正社員以外の働き方を選びたい人にもおすすめです。
週休2.5日や副業可能などの条件でも転職先を検索できるので、自分の希望に合う求人をみつけやすいことも魅力のひとつです。
ファルマスタッフでも、基本的に面談は対面で実施しています。
東京・札幌・大阪・福岡など、全国12か所に拠点がありますし、オンライン面談も可能なので、地域を問わず転職活動を行うことができます。
また、転職希望者へのきめ細かなサポートもファルマスタッフの特徴のひとつです。
面接対策や書類添削はもちろん、実際の面接に同席をしてくれるなどのサポートも行ってくれるので、転職に不安のある人でも安心して転職活動を続けることができるのではないでしょうか。
ファルマスタッフの特徴を表にしたものが以下になります。
サイト名 | ファルマスタッフ |
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
求人数 | 約46,000件 |
求人の質 | ☆☆☆☆☆(調剤薬局に強い) |
サポート | ☆☆☆☆☆ |
総合評価 | ☆☆☆☆☆ |
対応エリア | 日本全国47都道府県 |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
ファルマスタッフは調剤薬局への転職に強みがあります。
また、派遣求人が充実しているので、ライフスタイルに合わせた転職活動ができることが強みです。
ファルマスタッフは、正社員以外の案件も豊富なので、自由な働き方をしたい薬剤師にもおすすめです。
また、地域密着型の調剤薬局などの希望にも答えることができるので、調剤薬局への転職を希望している人も利用しやすいのではないでしょうか。
対面による転職希望の聞き取りに注力するあまり、レスポンスが遅かったり、条件面のみの聞き取りになってしまったりすることに不満を感じる方もいることがわかります。
まとめ
この記事では、薬剤師として働くのは頭がおかしいのでは、という話題について解説してきました。
たしかに、薬剤師は常に勉強せねばならず一般常識を得にくいため、他の職種から見ると理解できないことがあるかもしれません。
高学歴でプライドだけが高くなってしまった薬剤師は、患者さんにも高圧的な態度を取ったりする人もいるようです。
そんな薬剤師の仕事を辞めたいと思ったときは、まず薬剤師そのものが嫌になったのか、職場の問題なのかを冷静に判断する必要があります。
もし、職場が問題なだけで薬剤師そのものを辞めたくないのであれば、薬剤師専門の転職エージェントに相談してください!